2018.12.29
木の豆知識
突き板挽き板無垢ってことばは聞いたことあるけど違いはなに〜? どのような違いや特徴があるのかご紹介していきます。
突き板(つきいた)って・・・?
木材を薄くスライスした、フローリングや建材・家具などに使用する 仕上がったときに直接人の目に触れる部分など家の中での柱や屋根板を支えるための木(=垂木)のことをいいます。
メリット:ソリ・収縮などの変形は少ないのが特徴です。
デメリット:突き板は非常に薄いため、表面が剥がれないよう塗装でかためることが必要です!
挽き板(ひきいた)って・・・?
突き板と違いスライスではなく、回転するノコギリで切り出した板です。
スライスでは難しい厚みのある板をつくることができるのが特徴です。無垢材と比べた場合、基材が丸い原木をのばすように薄く切り取り、その木目が交差するように奇数枚張り合わせたもの(=合板)であるため、無垢材よりも木のソリ・収縮などの変形が極めて少ないと言えます。
メリット:表面にキズが入っても下の合板が見えることはありません。
デメリット:スライスでは難しい厚みを作ることができるので、突き板よりコストがかかることがあります。
無垢材って・・・?
木を継ぎ足したり、重ねたりせずそのままの木材のことをいいます。
自然素材の味わいが、使えば使うほど出るので時間とともに変化が楽しめることが特徴です。
メリット:気が持つ本来の質感・保湿性・天然木の温かさを感じることができます。
デメリット:一本の丸太から挽ける数が少ないので三種のうちコストは一番かかります。
このように違いがあり、好みも別れてくるのではないでしょうか。
ぜひ参考にしていただき、ご自身にあっている種類を見つけてみてください!